中国印刷/中国進出をお考えなら【Lemay Japan】
高成長は暫く持続、その後中規模成長へ
7%成長は必須(10年でGDP倍増)
制約要因と構造転換(資源、人口、成長パターンなど)
仮説と変動要因:内外環境の大変化
中国はアジア(日本)、世界の成長エンジン(日本機会から中国機会へ)となっている
日本企業のプロフィットセンターはアジア(特に中国)
中国の対外依存と世界の中国依存
1)パートナーの選定作業
2)外注委託における制作基盤の共有化の推進
3)共同制作を推進し、中国市場に配給を実施。
4)知的財産権管理
5)技術保護の為に
6)共同制作の展開
7)中国から投資を含めたファイナンスとリターン作業
1)契約体系化
2)ライセンサー契約
3)対価回収
基本的中国政府の全て許認可が必要。 中国のテレビ文化は26年、日本のテレビ文化は53年。トップ層の認識が理解が及んでいない。 若者の流行は、世界同時多発的に起こるということと中国で受ける傾向がある。 中国の状況を見定めた製作、事業連携を構築していく必要。 本研究会は、製作主権を念頭に置いている。 日中コンテンツビジネスブリッジパーソンの育成が急務
≪課題と現状≫
日本側関係で割安な人件費による制作コスト低減を目指すが基盤の共有化と品質の維持・増進が難しい
中国側は、部分的な下請け業務から、自社で版権を持った取組みを行うことを計画しているが、前期工程の企画部分の実績が不足している状況からうまく進んでいない状況である。
日本の制作物の特徴としては、物語性、心情表現にある。その分、創造性を求められることが多く、米国のスタジオと比べ、制作の詳細に亘る資料が渡されないケースが多い。日本のスタジオと以心伝心で作るスタイルは、通用しないので、できるだけ、事前仕様書、マニュアル、参考を考え、を作成しておくべき。
アニメ表現の規制及び未開発なビジネス市場のため、商品として出回るまでには、相当苦労している現状。
中国企業でも13歳未満のアニメ市場だけでは限界があると政府側へ2種類のアニメ市場育成を要請
中国側51%対日本側49%で共同制作・合弁を模索
1、中国側から会社概要、株主構成、DEMO入手
2、薫事長・総経理と直接話し、信頼できるかを判断
3、基本契約を双方で確認を行う。
4、テストプロジェクトを実施
5、改善案に基づき、を提出し、日中企業同士お互いのやり方を明確に掴む。
≪日本企業≫
制作フォーメーションに不一致感 事前勉強を期待しすぎる。
技術集約、アセット管理が出来ていない。
基本的に小規模の組織で細かい意思疎通を求める。 指
示事項は少なく、演出として求めるクオリティーは高い。
ストーリーボードが煩雑で理解できない。
≪中国企業≫
全ての詳細データ・指示事項の下、実制作を行うので、監督、演出が常駐しないと進めることが難しい。
日本企業向けに演出を配置してもらわないと進行が難しい。
*外注制作
外注手続きは、創造性の部分を残し極力あいまいな部分を残さず、詰めを行い、役割分担を明確に行う必要。
ソフトウェア産業の外注促進事例を参照し、以下3パターンの形式を取ることが有効。
*現地法人活用タイプ(中国法人に日本企業から派遣を行い、ブリッジSEを置き開発する形式
*ブリッジSE→現法活用タイプ(日本法人に中国法人SEが常駐し、中国法人に正確な指示を伝える形式
*中国人技術者活用タイプ(日本法人にブリッジSEと中国人技術者を置く形式)
今後EDS(情報の一元管理と各所からアクセス制限をかけた仕組み)を作る必要もある。
テストの段階からわかりやすい日中言語での設計書作成、進行スケジュール、テレビ会議の仕組みを作り、ミスのない形を作る。
≪(前期工程)日本側制作会社≫
ファイナンス上のバランスシート作成
コンセプトワーク、 ターゲットの絞込み 意味付けと企画概要を作成。
日本側でストーリーボード、背景、キャラクターの設定、仕様書、実写の動画データ等の提供を行い、中国側で外注制作を行う。
≪中国側≫
モデニング、テキスチャー、ライティング、セッティング、アニメーション、エフェクト、合成、仕上げまでを行う。
日本のプロジェクトの経験が少ないため、アニメーションが欧米系になる傾向があるため、詳細な仕様書を必要とする。
すべての用語は、英語で統一。
ソフトウェアのバージョンにも注意が必要。
FTPにて、中国から日本へアップする場合、かなり時間を要するので、注意が必要。
≪(前期工程)日本側制作会社≫
ファイナンス上のバランスシート作成
コンセプトワーク、
ターゲットの絞込み
意味付けと企画概要を作成。
日本側でストーリーボード、美術設定、キャラクター設定、仕様書、素材提供を行い、中国側で外注制作を行う。
≪(後期工程)中国制作会社≫
上記に基づき、詳細原画を作成
2Dの動画、仕上げを行い取撮日本で行う。
日本はプロジェクト単位で合集連携し制作していくが、中国の制作会社も極力リスクを少なくするため、作画監督・制作管理者・企画者のみを残してアニメーターは、外部から時々に集める形にしている。従って発注に際しては、先方のキャパシティー等を把握し、現行進んでいるプロジェクトを認識した上で、納期対応確認を行う必要あり。
アニメーションディレクター、キーアニメーター、アシスタントアニメーター、インビトナー4人をコアを作り、アニメーターが連なる形でチームを形成している。TVアニメを形成する場合、4チーム程でTVアニメ制作を行うケースが通常。
ソフトはアニモを使用しているケースが多いので、レタスとすり合わせが最終的に必要
≪前提条件≫
*プレゼン用の企画設計に基づくものか、基本設計、実施設計に基づく顧客向けものであるかで取り組むスタンスを明確化する。
*パース制作・アニメーション制作によって対応が異なる場合あり。
*モデリングのチェック、角度チェック等の段階的な確認作業を行っていく必要あり。
企画(前期工程)日本側制作会社≫
コンセプトワーク、
ターゲットの絞込み
意味付け、企画概要
ストーリーボード、CADデータか立面図の作成、仕様書、(素材提供)
(後期工程)中国制作会社≫
上記に基づき、詳細原画を作成する場合あり。
パース制作の場合は、おおよそ4カット程に対し、モデリングに着手し、位置、角度きめを行う。
構図を設定し、最終的に素材を入れて、実制作を行っていく。
納品は、1秒間30フレームで納品を行う。
(日本はNTS方式で1秒間29.9フレームだが、中国側ではPalで25フレームなので、注意する必要あり)
中国側に日本向けの素材がそろっていないケースがあるので、中国側で用意する必要あり。
趣向、顧客への見せ方等、感覚的に異なるケースがあるので、そろえていく必要あり。
影のつけ方、季節感(植材等)、テクスチャー等。
色の指定は、パントーンで行っていく必要あり。
解像度のバランスが悪いケースがあるので、統一を指示。
情報漏えいの措置については、ソフトウェアの共同制作が先行していることからその措置を参照していく必要あり。
日中間の品質水準に異なる場合があるので、制作物、テストにおいてすり合わせが必要。
ソフトウェアもほぼ同様であるが、使用方法等に差があるので、日本から詳細な使用指南書が必要あり
仕様書・制作時の確認ステップを合わせていく必要あり。
素材提供できるものについては、極力中国側に提供して進めて行く必要あり。
決済は、中国では、納期日の月末が通常。基本的には、金額を回収してからプロジェクトに取り掛かる慣例があるため、交渉が必要あり。